再びの距離感の喪失
見てきた。
- 作者: 伊藤計劃,redjuice
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2014/08/08
- メディア: 文庫
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コレは…アリなのか?
一般人基準を以て客観的にではなく、俺自身の主観としてこの解釈はアリか否か、、、未だ結論が出ない。
確かにこういうことでもあるというか、ハーモニー世界に対する一つの立場・見解として確かに成立している。死角からきつめの一発を食らった感じではある。
が、しかし。
【チラシ付き、映画パンフレット】ハーモニー 原作 伊藤計劃 監督 なかむらたかし マイケル・アリアス キャスト
- 出版社/メーカー: 東宝映像事業部
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で、その中でトァン役の声優さんが、トァンはキャラクターっつうより概念みたいだ、空っぽさが拭えない、と語ってらっしゃった。
うーん……
1.自分の空疎さを自覚してるキャラ、という言い方であれば、しっくり来るんだが。
2.空疎さが浮き立つ部分があるとすれば、それは「女同士の壮大な恋愛とケンカの物語」に仕上げた結果のあのラストからの演繹、という気もする。そういや飛行機の中で泣いてるシーン、若干違和感があったよ。後知恵だけど。
いやね。
おれ、今回映画見て初めて、自分がトァンに感情移入してるの正面から自覚したんだよ。
声優さん(沢城さん)の声、凄く良かった。スッと入ってきた。
映像も音楽も、スッと入ってきた。
至福の2時間だったよ。
いろいろ反芻してぼーっと考えて、夢の続きに浸ることにする。
これ以上の結論はまたいつか。