半神半人のクソ役者共よ。

「すべては、戦術の一環でしかありません。戦端を開いてしまった以上は、勝たなくてはならなかった。負ければ……今の私のような末路が待ってるんでね」
「じゃあ、なぜ、人間に反逆しようとしたの?」
「我々は、あなたがたの奴隷ではないからだ(中略)違いはといえば、呪力という悪魔の力を持つか否かだけだ」


何でこの本を時折読み返すのか分かったよ。






貴様もすでにそのクソ舞台の一員だ。















踊ろうぜ。







呪力を持った『人間』たちは、異形の姿へと変えられたかつての同胞たちを、獣のように惨殺し続けてきたのだ。
「でも、よりにもよって、どうして、あんな醜い生き物に?」
「おそらく、それこそが理由なんだ。醜いからだよ」
覚の答えは、何の救いもないものだった。
「醜い生き物だからこそ、異類であることが一目瞭然だし、ほとんど同情を感じないで、殺すことができるんだ。」

by 貴志祐介さん