冬に一人見る幻

冬が好きです。
電車の中、寒さに震えて目を覚ましつつ、ふと車窓に夢の続きを重ね見るような。
寒風吹きすさぶ道を歩く、そのために体を起こそうとする瞬間、脳裏に霞むような。
そんな白昼夢の景色を、臆面もなく堂々と・ひっそりと。
書き綴っていけたらと思っています。
どうか、よろしくお願いいたします。


ちなみに今日(というか昨日)、寒さに耐え切れず、新しいマフラーを買いました。



谷は深く舞い積もる
琥珀の雪よ

by 鬼束さん