beyond

最っっ高の・ニンニクまみれの・ギットギットの一杯を喰おうと思った刹那、そのラーメン屋でこの曲が流れてきやがって、最っ低の気持ちで心中舌打ちをした。
結婚なる概念・行為が心底嫌いだからである。
























じゃあよ。





















離婚を経験したコイツは何でこんな表情で歌えんだよ。
なぁ。面倒臭ぇ色々あったんだろ?
笑えねぇ諸々あったんだろ?
なぁ。
そりゃ、プロ意識なのかい?
それで済ませられるもんなのかい?




































傍観を超えろ。
自己欺瞞を超えろ。
主観的真実よりも世界への真摯さに跪け。




きっかけが"嘘"だったとしてもいいじゃない―そう割り切る勇気を持たなくては。そこだけは自己の責任において背負い込む覚悟を持たないと、欺瞞はいつまでも続いてゆく。
だからこれは純粋に選択の問題なのだ。表面的には、あたしがこれからも「ウサコ」を演じ続けることに変わりはない。みんなとの関係も、きっと続いてゆくだろう。でも、それが将来、意味のある思い出になるか、それとも単なる"嘘"になるかは、あたし次第なのだ。欺瞞を欺瞞として認め、その連鎖を断ち切る痛みを自分が引き受けられるかどうかで、すべては決まる。

西澤保彦さん『依存』より
















西澤先生。復刻版、拝読しました。

方舟は冬の国へ (双葉文庫)

方舟は冬の国へ (双葉文庫)

けっこうディープに現実世界と作品世界を往復してきたつもりですけど、こんな下んないキッカケで、俺の地金は割れるらしいです。
俺はあなたの作品群を、安易に杖代わりに使ってたみたいです。
おめーが冬の国に行けって話ですね。